お口の健康トピックス
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メタボリックシンドロームと歯の関係について
2022/10/31(月)
【ウェストサイズ、チェックしていますか?】
ご存知ですか?男性でウエスト85cm以上、女性で90cm以上の方は、内臓脂肪がたまっている疑いがあります。
内臓脂肪からは、動脈硬化を促進する物質がさかんに分泌されます。さらに高血糖、高血圧、脂質代謝異常のうち2つ以上が重なると「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、心筋梗塞をはじめ心臓病のリスクが10~30倍以上に高まることがわかっています。
わが国のメタボリックシンドローム人工は予備群も含めると1960万人、40歳~74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人の割合にのぼっています。(平成16年度国民健康・栄養調査)
厚生労働省の調査によると、内臓脂肪型肥満の人は、食事をお腹一杯満足するまで食べ、間食をよくとり、アイスクリームが好きで、緑黄色野菜が嫌いな傾向があることがわかりました。
肥満対策として、間食の回数を減らすことはできても、満足するまで食べていた食事を「腹八分目」でやめるのは難しいものです。
ご存知ですか?男性でウエスト85cm以上、女性で90cm以上の方は、内臓脂肪がたまっている疑いがあります。
内臓脂肪からは、動脈硬化を促進する物質がさかんに分泌されます。さらに高血糖、高血圧、脂質代謝異常のうち2つ以上が重なると「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、心筋梗塞をはじめ心臓病のリスクが10~30倍以上に高まることがわかっています。
わが国のメタボリックシンドローム人工は予備群も含めると1960万人、40歳~74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人の割合にのぼっています。(平成16年度国民健康・栄養調査)
厚生労働省の調査によると、内臓脂肪型肥満の人は、食事をお腹一杯満足するまで食べ、間食をよくとり、アイスクリームが好きで、緑黄色野菜が嫌いな傾向があることがわかりました。
肥満対策として、間食の回数を減らすことはできても、満足するまで食べていた食事を「腹八分目」でやめるのは難しいものです。
【しっかりよく噛んで食べることは、効果的な肥満対策です】
この問題を解決する方法が「よく噛むこと」なのです。誰でもすぐに始められる効果的な肥満対策は、しっかりよく噛んで食べること。
噛むと、その刺激が脳に伝わり、神経伝達物質のヒスタミンが脳内で放出されます。脳内ヒスタミンは覚醒レベルや集中力・注意力の上昇などの作用を担い、食欲の抑制にも働きます。
また噛むことでエネルギー代謝が促進され、体脂肪の減少にもつながると考えられています。食事中にいつもより多く噛むことを心がけましょう。
この問題を解決する方法が「よく噛むこと」なのです。誰でもすぐに始められる効果的な肥満対策は、しっかりよく噛んで食べること。
噛むと、その刺激が脳に伝わり、神経伝達物質のヒスタミンが脳内で放出されます。脳内ヒスタミンは覚醒レベルや集中力・注意力の上昇などの作用を担い、食欲の抑制にも働きます。
また噛むことでエネルギー代謝が促進され、体脂肪の減少にもつながると考えられています。食事中にいつもより多く噛むことを心がけましょう。
噛むことでの肥満改善効果を検証するため、1日3回、食前に10分間キシリトールガムを噛む実験が行われました。
それによると4週後から体重が有意に減少し、10週後には平均2%近い体重の減少が認められました。特に肥満度の高い人ほど体重減少効果が大きく、内臓脂肪が多い人ではその減少が確認されています。
【何でも噛んで食べることができますか?】
しっかりよく噛んで食べるには、歯の健康が欠かせません。
40歳以上で自分の歯の本数が20本以上の方は、その8割が「何でも噛んで食べることができる」のに対し、19本以下の方では半数前後にとどまっています。
8020(80才になっても20本以上の自分の歯を持ち、生涯にわたり食べる楽しみを損なわないことを目指す)運動が、内臓脂肪の蓄積を防ぎ、メタボリックシンドロームを防ぐ基本であることが分かります。
しっかりよく噛んで食べるには、歯の健康が欠かせません。
40歳以上で自分の歯の本数が20本以上の方は、その8割が「何でも噛んで食べることができる」のに対し、19本以下の方では半数前後にとどまっています。
8020(80才になっても20本以上の自分の歯を持ち、生涯にわたり食べる楽しみを損なわないことを目指す)運動が、内臓脂肪の蓄積を防ぎ、メタボリックシンドロームを防ぐ基本であることが分かります。
私達が歯を失う原因の9割は、虫歯と歯周病であり、適切なケアによって確実に防ぐことができます。
失った歯はブリッジや入れ歯の治療を受けて、噛む力を維持してください。
【毎日の歯磨きとセルフチェックが歯の健康を保つ基本です】
虫歯と歯周病の主な原因は歯垢。歯垢は歯の周りにつく白いカスで、細菌のかたまりです。
予防の第一歩は毎日の歯磨きで歯垢をキチンと取り除くこと。磨き残しがないか、歯茎に赤く腫れている箇所はないか、鏡でチェックする週間をつけましょう。
また、よく噛む習慣はそれ自体、歯と歯茎を丈夫にしてくれます。唾液の自浄作用で口の中を清潔にする効果もあります。キシリトールガムなどを噛む習慣も、歯の健康を保つセルフケアになるのです。
虫歯と歯周病の主な原因は歯垢。歯垢は歯の周りにつく白いカスで、細菌のかたまりです。
予防の第一歩は毎日の歯磨きで歯垢をキチンと取り除くこと。磨き残しがないか、歯茎に赤く腫れている箇所はないか、鏡でチェックする週間をつけましょう。
また、よく噛む習慣はそれ自体、歯と歯茎を丈夫にしてくれます。唾液の自浄作用で口の中を清潔にする効果もあります。キシリトールガムなどを噛む習慣も、歯の健康を保つセルフケアになるのです。
【歯科医師・歯科衛生士が、メタボリックシンドロームの予防をお手伝い】
歯垢が固まって歯石ができると、歯ブラシなどを使っただけでは落とせなくなります。そんな時は歯科医師や歯科衛生士に口の中の状態をチェックしてもらい、歯のクリーニングなどを受けることをお勧めします。
歯ぎしりの強い方は、歯の小さな割れ目がむし歯の原因になり、歯茎や歯を支える骨にも悪影響を与えますので、歯科医院での定期的なチェックが必要です。
セルフケアとプロフェッショナルケアを両輪として、8020を達成し、メタボリックシンドロームを予防しましょう。
歯垢が固まって歯石ができると、歯ブラシなどを使っただけでは落とせなくなります。そんな時は歯科医師や歯科衛生士に口の中の状態をチェックしてもらい、歯のクリーニングなどを受けることをお勧めします。
歯ぎしりの強い方は、歯の小さな割れ目がむし歯の原因になり、歯茎や歯を支える骨にも悪影響を与えますので、歯科医院での定期的なチェックが必要です。
セルフケアとプロフェッショナルケアを両輪として、8020を達成し、メタボリックシンドロームを予防しましょう。